牛糞ガソリン

スラッシュドット ジャパン | バイオマス・ガソリンの開発に日本の研究者が成功
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/03/05/0636209&from=rss


このスレッドでは、エネルギー収支の議論などもされています。
それをちょっとよんで哺乳類の糞を燃料として使うと言う話が
TVで紹介されていた思い出しました。


糞を燃料として使う際の肝は、哺乳類の糞は、水分が多いため、
天日干しをしないといけない、ということです。(鳥類の糞は水分が少ないため、燃料として使うことができる。)


ほとんど雨が降らず乾燥していて、十分太陽光が降り注ぐ砂漠地帯では、
太陽エネルギーによって、水の気化熱を補償することが出来ます。
しかし、それ以外の地域では、乾燥するまで糞を晒しておくのは難しい。
そのため、日本のような土地で、処分しないで、エネルギー源として利用するには、
発酵等の手法で、メタンのような使えるエネルギー源にする必要があった。


しかし、発酵には時間がかかる。


そのため、産業廃棄物を、
ガソリンのような、可搬性に優れた、
既存のインフラを使えるエネルギー源に変換する技術と言うのは、
非常に利用価値が高いものであると考えられます。


多分もうそろそろ70億に達する人間を支えるのに、
人類が肉を食うためには、草食動物の炭素循環を相当に利用する必要があると思うし。