第一工業製薬、色素増感太陽電池の実用化にめど

早ければ2006年にも事業化する計画とのこと。色素増感太陽電池は、シリコン太陽電池の1/10のコストで作ることも可能という。シリコン太陽電池にコストがかかるのは、酸化ケイ素をシリコンに還元するために大量のエネルギーを必要とするため。昔、太陽電池が壊れるまでに発電できる電気エネルギーよりも太陽電池を作るのに必要なエネルギーの方が多いという時もあったらしい。1/10のコストで作ることができるということは、必要なエネルギーがおよそ1/10ということ。
耐久性も効率もなかなか良いみたいなので、発電と製造のエネルギーの差も改善してそう。安価に供給していただいて、普及してほしいですね。