現代の恐竜!コモドドラゴン


大きな地図で見る
インドネシアの南半球にあるコモド島。
東京23区を一回り小さくした島に約1000匹のコモドオオトカゲが棲む。
全長3m、体重100kgのトカゲの仲間。
2mほどのオオトカゲが、500万年前にコモドオオトカゲに分かれた。
卵からかえったときは40cmほどで*1
3mにまで成長するには30年以上かかるらしい。
変温動物で体温調節が出来ないため、暑さが苦手。
コモド島は赤道に近く、日中はものすごく暑くなるので、
夕方になるまでほとんど動かないで、腹ばいになって休む。


狩は鋭い歯で獲物に噛み付いて行う。
走ると20km/hに達するが、イノシシなど獲物に比べると遅い。
ただし、一噛みすれば唾液に含まれる細菌に感染し、
数日後には弱って動けなくなってしまう。


2009年5月21日追記

ニュース - 動物 - 毒で獲物を仕留めるコモドオオトカゲ(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
コモドオオトカゲの毒に感染した動物は急速に血圧が低下し、失血が進んでショック状態になり、戦うことができないほど衰弱してしまうことが判明した。毒の成分のうち、血圧を低下させる作用のある一部の化合物は、西オーストラリアに生息し世界で最も強力な毒を持つといわれているヘビ、“ナイリクタイパン”の毒にも劣らないほどの効力があった。

追記終わり


攻撃した獲物を匂いで追跡する。
鼻の嗅覚は悪いが、上あごの嗅覚が鋭く、
舌を出し入れすることで、付着した匂い成分を感知する。
獲物が十分に弱ってからたべる。
一回の食餌量はなんと体重の80%にも達する。
これだけ食べたあとは、1ヶ月は岩穴でじっと潜んでいる。


普段はあまり動かないけど、
繁殖期になるとオス同士の争いがすごい。
30分ほど争い、10分休んでまた争うという感じで、双方死力を尽くす。
喧嘩の途中で一緒に休み始めるのは、傍から見たら面白いw

コモドオオトカゲのパーツ

皮。

爪。

足の裏。肉球のようなものがある?

歯にのこぎりのようなトゲトゲがある。

尻尾。

走る子供。

ドラゴン

16世紀初頭に西ヨーロッパ作られたレノックス地球儀
”この地にドラゴンが棲んでいる”と書かれている

*1:子育ては無い。生まれたらすぐに独り立ち。