"氷のクマ"極北の暑い旅 ホッキョクグマ

ノルウェーの北スピッツベルゲン島

大きな地図で見る
気温が-50℃まで下がる。
ホッキョクグマが2000頭、世界の1割が生息している。
ホッキョクグマは北緯50度より北に生息している。
ヒグマが祖先で、20〜30万年前の氷河期にホッキョクグマになった。
体重800kgぐらいの地上最大の肉食獣。
においでアザラシを見つけ、息継ぎに穴から顔を出したところを狩る
アザラシの脂肪が好物。2ヶ月で20匹食べる。
餌の内訳はアザラシが8割。
打ち上げられたクジラを食べたり、
イッカクなどの大型海獣を捕まえて食べることがある。
巨漢のため、カロリーベースで考えると、
サケだと1000匹も必要になってしまう。
妊娠したメス以外は冬篭りはしない。
メスは冬の間に体重が半分になることもある。


毛は透明で中空。塩や砂糖の粒は透明でも、
全体だと白く見えるのと同じ理由で白く見える。
脂肪が10cmもある。肉球も厚い脂肪で覆われている。
厚い脂肪と特殊な毛で寒さには強い。


近年、北極の氷の融解が進み、餌の8割を占めるアザラシを狩ることが難しくなってきている。
絶滅が心配されている。

キョクアジサシ

南極からやってくるって凄い鳥だ。