知床 ハンターたちの攻防戦 シロザケ


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北海道の知床半島は火山活動で生じた、
オホーツク海につきだした全長70kmほどの半島。世界遺産
遊覧船の他、自噴する温泉が豊富にあり、観光客にも人気。ホテルも充実。
知床の川は上流から下流まで川幅も狭く流れが急な渓流のような状態。
川底に砂泥が堆積せず、淀みもない産卵に適した砂利の底。
サケが遡上する川が100本ぐらいある。

カラフトマス

500万匹が知床半島の川に帰って来る。

シロザケ


カラフトマスより大きく、体長1mぐらい。
カラフトマスのおよそ3倍の
1400万匹が遡上してくる。
雨が降ると水かさが増え、浅瀬でも遡上しやすくなる。
水が引く浅瀬に取り残されるリスクもある。
生まれて一年目は日本近海で生活し、
その後数年は北太平洋でえさを食べる。
太陽の位置や地形を見分けて知床に帰り、
半島に近づくと川のにおいを嗅ぎ分けて故郷の川に遡上。
3000個ほどの卵を3〜4回に分けて産む

ヒグマ

陸上では日本最大の動物。
産卵しに遡上してきたサケやマスを多いときには一日10匹以上も食べる。
赤外線照射装置と赤外線カメラを使わないといけない暗闇でも、ヒグマはサケをとれる。
冬篭り前に、体重は25%も増える。

オオワシ

翼を広げると2m近くなる

キタキツネ

時にはシカも襲う

シマフクロウ

翼を広げると2m近くある世界でも最大級のフクロウ。
日本では北海道に120羽ほど生息。
4kgはある80cmのサケを片足で押さえ込める。

シノリガモ

潜水してサケの卵をたべる
普段は貝や小魚などを食べている。

ダーウィンニュースでやってた蛇口を開けるカラス

札幌の公園にいる蛇口を開けるカラスが紹介されてました。
蛇口を開けても閉めなかったため、カラスには開けられない形状の取っ手に変更されてしまったとか。