シンリンオオカミ オオカミの掟

カナダの北部の氷河が刻んだ大小の湖。
そのひとつノースナイフレイク。
年に100回ぐらいオーロラが出現するオーロラ帯の下にある。

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オオカミと対話できる男・ダグ・ウェーバーさん
作業中にふと顔を上げると狼と目があった。
徐々に距離が近づき、家族を連れてくるようになった。
ダグは毎朝遠吠えして、狼に呼びかけている。


群れは父親が束ねており、半径40〜50kmを縄張りにしていて、
遠吠えして周りの群れを威嚇する。
狩りは家族でおこなう。シカやビーバー、リスなどを食べる。
順位の高い子たちが獲物の前に立ちふさがる。
順位の低い子たちが後ろを固める。
親が止めを刺す
同い年の子供の間にも順位があって、獲物を食べるときも順序どおりに食べないといけない。
飛行場の砂地の土手に巣穴を掘って、熊などの天敵からから身を守る。
シンリンオオカミにはたまに黒い毛の子が生まれる。


冬は南にむかって移動するトナカイの群れを追って移動する。
遠吠えで縄張りを主張しながら縄張りごと移動。
ほかの群れと接近しすぎて家族同士の争いになることも。