ライオン新王 誕生!

ライオン

サバンナが広がるアフリカ東部タンザニアセレンゲティ国立公園でくりひろげられた
マコマと呼ばれるメスが率いる群れが、新しいオスを王として迎え入れる過程のはなし。

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前王が死去してからは、群のほとんどがメス
ライオンの群は母系家族で主導権を持っているのはメス。
メスは生まれてからずっと一緒に過ごす。
狩のチームワークもいい。
リーダーメスに認められなければ、
オスライオンは群にはいることはできない。


雄の役割は、繁殖と自分の子を守ること。
群のメスとの間にできた前の雄の子は殺す。子殺しの習性がある。
群れに残れるのは、大人のメスのみ。
子供でもオスは2歳を超えると出て行くか追い払われる。
ボスを失った群のメスはマーキングや低い鳴き声でオスを呼び寄せる
メスをめぐる争いは、メスに近いポジションをキープし続けると勝ち。
メスは、オスを近くにいる呼んで争わせて強いかどうかを探る。
最大東京ドーム650個分の縄張りを守らないといけないオスは、強くないといけないからだ。

ちなみに

オスのライオンは、タテガミの立派さや色で区別をつけやすい。
しかし、メスのライオンの区別はつけづらい。
ライオンの鼻は年齢とともに黒ずんでいく。6歳にもなると真っ黒
鼻の横に黒い点々があって、これの形が違う
個体を見分けられるらしい。