アメリカグマ(アメリカクロクマ)

aglassofwater2007-01-31

マツ、トウヒの森が茂るロッキー山脈に住む、木登り名人と言われるアメリカグマ。
体長は1.5mほどで草、木の実、昆虫などを食べて生活している。
同じ森に住むヒグマは狩もする。小鹿を狙ったり、時には、大人のアメリカクロクマを捉えたりもする。
2000万年前、熊の祖先亜熱帯に住む60cmほどの動物だったと言う。
600万年前、木の実が豊富なヨーロッパの森へ進出し、木の実を食べるようになったのがアメリカクロクマの系譜。
草原やサケの上る川へ進出したのがヒグマ。


クロクマにとって、木登りは生きていく上で必要な行動であり、鳥が飛ぶようなもの。
生まれて、母熊の冬ごもりが終わり、巣穴を出ると同時に木登りできるのは、生まれつき。
また、敵から身を守るためにも、木登りは役に立つ。


体長は1.5m程度で、草、木の実、昆虫などが主な食べ物。
生まれたときは10cmぐらいだが、冬ごもり穴から出てくる3ヶ月でかなり大きくなる。


まだ、乳離れしていない小熊が母熊の口を舐める。
口移しで酵素を取り入れる、あるいは食べ物の味を学ぶ

木の幹に背中を擦りつけてにおいつけ。縄張りを主張。


花咲くクローバーを食べまくりんぐwww
朽ちた木の中のアリを食べまくりんぐwww
実を食いまくりんぐ>脂肪を蓄えまくりんぐwww


敵の襲撃に対しては木に上れば難を逃れられるが、
山火事だと、木に登るのは逆効果。
母親が、風上へ連れて行き、火事の場合の対処法を教える。


ヒグマやコヨーテがやってこない急斜面に冬ごもり用の穴を用意して子供と冬を越す。
春に、小熊は独り立ちしていく。


テディベア、くまのプーさんのモデルはアメリカクロクマ。
テディベアは、セオドア・ルーズベルトの狩りの時の話を元にして、
おもちゃメーカーが作ったのがバカ売れ。


プーさんは1921年アラン・アレクサンダー・ミルンが、
息子ロビンの誕生日プレゼントとしてテディベアを贈ったのがきっかけ。
ロビンが熱を上げたロンドン動物園のアメリカクロクマ「ウィニー(WinnyWinnie)」がモデル。