アルツハイマー病の進行を完全に止める薬

今処方できる物は、アルツハイマー病の進行を遅らせる薬しかな。
しかし、朝のNHKニュースでトラミプロセートというアルツハイマー病の薬が紹介されていた。
病気の進行を完全に止めることができるそうで、
欧米で最終段階の臨床試験をやっているらしい。
試験に参加しているおばあちゃんが、

−新聞を読んでいるお婆に対して−
NHK「いつもどんな記事を読んでいるのですか?」


お婆「お悔やみ欄よ。自分の名前が無いことを確認してから行動するの」

なんて切り返してました。


定期的にボケの具合を計るテストを行っているそうです。
この薬を飲み始める前まではテストの成績は下落の一途でしたが、
薬を飲み始めてから、テストの成績から下落傾向は無くなったそうだ。


早ければ2〜3年後に実用化されるそうだ。
今のところ大きな副作用が無いので、そのまま使えるようになる可能性が高い。
日本で実用化されるのは、日本の臨床試験にパスしてからになるので、
さらに1〜2年かかるそうだ。タミフルの異常行動疑惑的なこともありうるので、しょうがないとは思うが・・・。
まあ、輸入代行サービスがたくさん出てくると思うけど。


「呆けたら死ぬしかねぇ」って思ってたけど、
こういう薬があるなら、呆けを心配する必要は少なくなるな。


TVの呆け特集とか見る必要もなくなるか。