アムールトラ

アムールトラ。浮き草に尻尾の跡が。

今日は、先週の月曜日に放送されてやつ。
てか、まずムリキを見直せw


ロシアはウラジオストクの北、シホテアリニ山脈に広がるタイガに住むアムールトラの回。
アムールトラは、他の熱帯〜亜熱帯に住むトラに比べて、
体が大きく、毛が長い色が白っぽい。
また、凍った肉でも噛み切れるように、咬合筋と頬骨が発達。
こういった特徴で、-40℃にもなる冬場を乗り切る北限のトラです。


でも、フレーメン反応をするあたりがぬこっぽくていい


冬に交尾を行い、春に出産。
一ヵ月半しかない夏場に子育てをします。
夏場に、暑さをしのぐため、水場に浸かったりするんですが、
そのときに、後ろ足から入るのが、お風呂に入るみたいで可愛かったw
浮き草に残る、尻尾の跡に注目w


番組では、狩猟の民ウデゲ族の人にタイガの中を案内をしてもらってました。
アムールトラなどタイガの自然を祭る、彼らのお祭りの様子なども放送されていました。
お祭りの出し物の練習の様子ですごく気になったのですが、
ほっぺた、首の筋、態勢からすると、彼らは笛を吸って鳴らしているようだ


ソビエト崩壊とウデゲ族発のアムールトラ保護運動を絡めて、
個体数の変化をグラフにしてたけど、
この極寒の地にあって、アムールトラの繁殖力はすごいと思う。
それとも、崩壊によって、個体数のカウントが巧くいかなかったのだろうか?

1980 1991 1994 1996 2005
個体数 200 350 200 350 400

最後の場面で、雪の中アムールトラが4頭で歩いていた。
先頭の2匹は大型で、続く2匹は子供。
メスとオスは違う縄張りを維持している、と番組冒頭で紹介されていたけど、
最初に出会ったパートナーとの交尾、母親によるお披露目、水場での遭遇など、
実は緩やかながらも家族で行動してるんじゃないかなと感じました。


それにしても子供のトラはカワユス。