石炭火力発電

三菱重工、メキシコから超臨界圧石炭火力施設受注
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200602/08/03301_2121.html


超臨界圧石炭火力発電ってのがあるのか。
三菱重工のHPによると、

米国では天然ガス価格の高騰などにより、石炭焚火力発電の需要が高まっていますが、そのなかでも通常の亜臨界圧石炭焚火力発電に比べて、同じ発電量に対し、石炭消費量および二酸化炭素の発生量を2%程度減少させることができる超臨界圧石炭焚火力発電が注目されており、導入に向けて積極的な検討がなされています。
超臨界圧火力発電用蒸気タービンは、耐熱・耐圧のための設計や、高強度材を使用するため機械加工が難しいなど、高度な技術を必要とします。三菱重工業は独自の技術開発により、国内外に約40基を納入するなどの実績を持ちます。今回の米国向け初受注を機に、同国市場でのより積極的な営業活動を展開していきます。

水素の燃焼熱がないから、CO2排出量は天然ガス・石油火力発電に比べて多くなってしまうと思うけど。全体的な熱効率は、どれぐらいなんでしょうか。2%あがってるってすごいと思うのだが。

あと、個体である石炭は、液体や気体比べて不純物の除去が難しい>硫黄酸化物などが大量に排出されそうな気がするんですが、集塵や脱硫など処理された燃焼後のガスって、他の火力発電と比べて汚染のレベルはどの程度なのでしょう?