ハシビロコウ

aglassofwater2005-10-06

この番組を見るのは、以前、キャプチャ>エンコしたものを誤って消してしまって以来orz。
ハシビロコウは、人類発祥の地といわれるアフリカ大陸の大地溝帯にある、ウガンダ共和国ビクトリア湖湿地帯に住んでいる大型の鳥。

大きな地図で見る
全長130cm程度らしい。ていうか、存在感あり過ぎだし、しゃべれそう。ちょいとした寝癖のような飾り羽が会社づとめが忙しい中年サラリーマン"橋広 孝(47)"って感じ。マンバ*1と呼ばれる肺魚を食べて生活している。大きな肺魚を丸呑みにしてしまうので、消化に一日に使うエネルギーの1/3を費やすらしい。お魚丸のみダイエット。一番変わっているなあと思ったのは、子育ての時にヒナに水をかけるということ。ビクトリア湖は標高が高いため、気温はそれほど高くないのですが、赤道付近の直射日光はヒナを必要以上に温めてしまうらしいのです。湿地帯には木が無いため、木陰も無いし、大きな鳥なので、屋根付の籠状の巣を作ることができない。そのため、ヒナに水をかけて、体温が上がり過ぎないようにしているのです。普通の鳥は、ヒナをあっためて育てるけど、この鳥は、温めたり冷やしたりして育てるのです。
人間が食べる用に湖に放したナイルパーチという魚が、マンバの餌となる物を食い荒らしているとのこと。餌が少なくなったマンバが減り、マンバをえさとするハシビロコウも減少傾向だそうです。ショボンヌ。

*1:ピロピロのひれモエス