記憶と信号のインターフェイス

BMI(Brain-Machine Interface)とかBCI(Brain-Computer Interface)っていうのはよく言われてたけど、
脳に入力する用のインターフェイスについても話が出てきましたね。
最終的にはデジタル入力も出来るし、直接デジタルデータとしても出力できるような、
MSI(Memory-Signal Interface)ちゅうのが出来てきて、
教育やコミュニケーションに費やすエネルギーや時間が劇的に削減できればいいですね。


むしろ、MSIが早く出来て、なおかつ世の中に受け入れられないと、
文明が後退するような気がするお。
というのも、年々複雑化していく社会生活に対応するのに必要な、
知識やスキルなんかが加速度的に増えてる。
そのうえ、子供の社会人化教育に費やせるコスト-特に時間-は限られているのに、
教育が同じような勢いでよくなってるとは思えない。
このギャップをどうにかして埋めないと、ローマっぽくなっちゃうのかなと。
社会を維持できる社会人が再生されないってことね。
(環境や経済よりも、社会化人が持続可能性が一番危ういものではないかと・・・。)
(「以前では考えられないような事故」というのが最近は起きてるみたいだけど、以前と違ってブラックボックス化した装置に依存して、人の数を減らしているから起きてしまうのではないかと。)


で、テクノロジーでどうにかしないといけないと思うんだけど、
40億年ぐらいの実績がある遺伝システムをいじるよりは、
後付けで機能を付加するほうが、倫理的な問題が少なくそうな気がするお。


WIRED VISION / 神経細胞を「人工の記憶装置」に
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082322.html
無限書庫で資料漁りしてるユーノ君は、こういう魔法を使えるに違いない。


WIRED VISION / Wired Science / デジタル映像を脳に送り込んで視覚を回復
http://wiredvision.jp/blog/wiredscience/200706/20070615134435.php


WIRED VISION / 思考がパスワードに――脳波パターンでID認証(1)
http://wiredvision.jp/news/200705/2007051522.html