Google Health

WIRED VISION / 医療サービス業界にも、Web 2.0的な動き?
http://wiredvision.jp/news/200708/2007081720.html

ただし、Halamka氏が描くビジョンは、医療業界の実態を考えるといささか非現実的で、ほかの疑問も浮かんでくる。個人の医療記録をウェブ上でホスティングするのは誰だろう? Microsoft社やGoogle社に自分の健康・医療情報の管理を任せたいとあなたは思うだろうか?

まあ、こんな感じの不安があるけど、
質の高い保健指導や医療を受けるためだったらべつにいいかな?
年取ったら、そんな風に考えそうだ。
どうせ、あと20年も経てば、高度な医療処置を受けるには、
ものすごい金がかかる世の中になってるんだ。
自分のデータを使っていいから、安く汁ってのもありになってそう。

医師の診察を受ける前に、『WebMD』やGoogle社の検索サービスで症状について調べる人が増えていることから、「医師はナレッジ(知識)ナビゲーターになってきている。将来、医療現場では患者と医師がもっと協力するようになる」と、Halamka氏は『New York Times』誌に語っている。

おそらく、こうした未来像は症状に限らず、患者の記録にも及ぶと思われる。「患者はいずれ、自身の情報の管理者になる」とHalamka氏は予想する。Halamka氏は、やがては医療機関ではなく本人が記録を管理するようになると考えている。

「患者と医師がもっと協力するようになる」っていうのが、楽観的過ぎるかも。
相互に役立つ程度の協力関係になるほど、
患者に知識を求める医療なんて、もはやサービスではないのでは?


あと、少数でも、攻撃的な患者がいると、医師はエネルギーを奪い取られてしまう。
ひどい思い込みや攻撃的な患者に対して、
診療拒否するのがあたりまえになる*1ようにしないと、
医療を続けようという気持ちをそがれていくようになってしまうと思う。


傲慢な医師にはリピーターが付かなくなるだろうから、医師側のはいいとして。

*1:緊急を要する場合以外のみ。診療拒否が適当か判断する第三者を介す