合成屋には厳しい時代?

【Transducers】ケミカル・チップを要素部品で「モジュール設計可能に」 - MEMS International - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070618/134360/?ST=MEMS

10日よりフランス・リヨンで開催中の「Transducers’07」では,東京大学の北森武彦氏が基調講演の最後に登場した。液体の混合や分離といった化学反応に必要なプロセスをユニットとして捉え,この組み合わせでケミカル・チップを作成する。

 同氏は,このようなアイデアに基づくケミカル・チップの設計コンセプトを電子回路になぞらえて説明した。抵抗やキャパシタなどを信号の流れに沿って組み合わせて,電子回路を設計するように,化学反応のプロセスを分解して,その各プロセスに相当するユニットをプロセスの流れに沿って組み合わせる。このようなコンセプトに基づくケミカル・チップの実用化を進めると共に,nmオーダーの寸法に微細化していく研究を進めていくという。

一握りの優秀な合成屋しか残らなくなりそう。
最悪、計算する人だけでOKになりそうな・・・。