今後の自作計画を立てるときにいろいろ考えたこと。

色んな技術やらサービスによって、情報が流通し選択されていく速度がどんどん速くなってきています。これは、情報の陳腐化も加速していることを意味します。しかし、陳腐化する速度が速くても、収集しておかないといけない情報があります。また、単位時間あたりに収集しないといけない情報の量が増えることも意味します。情報量が増えるに従い、収集した情報を、どこで、どのような形で閲覧・整理するかという問題(時間の使い方)が大きくなります。デジタルデータに関して、閲覧できる場所は主に、家(タワーPC)、研究所(ノートPC)、測定中(各制御PC)出先(PHS)。ペラの紙や手ごろなサイズの本であれば、より自由度は高いですが、セキュリティ上の問題も発生するので、注意しないといけない。
デジタルデータを閲覧可能な各場所について、どういった行動が適当かを考えてみる。
研究所では、人との絡みがあるため、閲覧した情報の整理・考察を行う時間の確保が難しい。その場で情報を整理できないと、結局2度読むことになり、時間の無駄になるので、文献収集・プロジェクト関係のWebニュース情報も含めて、情報収集に費やす時間を極力抑えるようにすべきである。それに、文献収集・ニュース収集という、活性化エネルギーの低い作業は、疲れているときにはそればっかりしかやらなくなるので、職場でやらないに越したことは無い。(家アカをとって、家からでも論文検索できるようにしておくか・・・。)私クラスのだと、一番生産性の高い時間の使い方は、実験を行ってデータを出すことですし。
測定待ちの間の制御PCでの情報収集は、共有HDにおいておいた関連論文を読むことにより行うが、安定した測定に入るまでは装置に完全に集中していないといけないため、確実な時間としては計上しづらい面がある。
この2箇所での情報収集を完全に計算外とし、家PCとPHSでデジタル情報を取るようにする。特に、家ならば、メッセンジャー等リアルタイム性を薄められたコミュニケーション、テレビ等の受動的な情報収集*1、洗濯機・風呂沸かし・ロボモップ等自動化されたルーチンなどとパラレルで行うことができるので、良い重ね方を練習するよう心がける。オナニーの時間は削りませんがw
あとで読もを利用するようになってから、情報を閲覧する端末として、PHSWX310K)を使う習慣がついて来た。いままでは、出張のときに動画を入れておいてそれをみるぐらいだった。動画は、1倍速でしか再生できないし、途中で再生を止めた場合、再度そこから再生するのに結構時間を取られるし、平型⇔ステレオミニ変換コネクタを忘れたりもして、かなり信頼性が低い感じだったし。いまは、あとで読もで溜めといた情報とか、文字だけのサイトを見るのに利用するようになりました。定期的に出張や東京への移動があるわけではないが、1回出ることがあれば、3時間は確保できるので。今後は、帰宅時の交通事故がないような道(歩行者専用)でも文章を読むことができるかどうかを調べてみる。今のところチャリ通だけど、これが使えそうだったら徒歩通勤に切り替えるかも。ただ、能動的に文書を探す能力はPCに比べてないに等しいので、読む文章のストックが切れないようにしとか無いとまずいけど。今夏に出るW-ZEROシリーズがいい感じだったらいいなあ・・・。
そんなわけで、慢性的に時間不足の家のPCでの作業の自動化を進めたり、マンマシンインターフェースの充実を図ったりしたいわけで。昨日は書かなかったけど、来年あたりには、モニタを一枚追加するか何かしたいですね。

*1:PCにキャプチャーして、NavePlayerで見れば時間も節約できますし。ラジオやPodCastなら聞々ハヤえもん。この二つはすげぇ。NavePlayerは無料版でも全然使えるけど、「時間を買う」って意味をこめて、お布施させて頂いておりますw