祝!NEDO海外レポート1000回!

NEDO 海外レポート」が1000 号を迎えることになりました。その第1号
NEDO が1980 年10 月1 日に設立された、およそ2 年後の1982 年7 月1
日に発行されております。

http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1000/1000.pdf
実に25年。
すごすぎです。
今回は、再生可能エネルギー特集。
個人的には、これのほうが気になりましたが。

16:誤解を招きかねない、米国政府実施の製造部門における生産性向上の測定
アップジョン雇用研究所の調査『米国製造業におけるアウトソ−シング、オフショアリングおよび
生産性測定』によると、過去15 年間に連邦政府が行った米国製造部門の生産性向上についての測
定は、アウトソーシングやオフショアリング(商品の海外生産)への移行によって、大幅に水増し
されていた可能性があり、誤解を招く恐れがある。メーカーは低人件費や低原価にひかれて、各種
の職務をアウトソーシングし、製造を海外に移転してきているが、こういったコスト削減が、生産
性算定にあたり生産性改善として記録されているため。製造業部門の雇用アウトソーシングは1990
年から2000 年の間の生産性向上率の内の約0.5%にあたることを考慮すると、同期間の生産性向上
率は3.71%ではなく3.17%に落ち込む。また、オフショアリングによる生産性向上は主としてコス
ト削減を計るもので、米国労働者による1 時間あたりの生産性向上を測定するものではない等が指
摘。(Manufacturing & Technology News)