『「イノベーション25」中間とりまとめ』を読んだのだが・・・

http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/chukan/chukan.pdf


全体的にしょっぱい感じなのだが、
その中でも「伊野辺(イノベ)家の1日」は、
2001年にNOёLをやったような感じだ・・・

  • バス、電車を利用して自宅からオフィスに向かう。テレワーク制度の

普及、フレックスタイム制(20年前にはこう呼ばれていた)の普及等によ
り、通勤に伴う過密な人の移動がなくなったおかげで、バスも電車も座
って乗れる。直之の会社の社員の半分は自宅で仕事をしている。かつ
て勤めていた大企業でも3割がテレワーク対象者らしい。
「かつての通勤地獄がまるで嘘のようだ」そんな事を考えながら、昔
の週刊誌を読むように携帯フレキシブル・ディスプレイに映し出されるニ
ュースを読む。

  • ウェアラブル端末機器だが、緊急防犯ネットワークにもつながってい

て、先日も近所の小学生が不審な男に連れ去られようとしていた際、
アラーム通報に接した地域住民の連係プレーで、警察が駆けつける前
に犯人を取り押さえたことがあった。まあ、捕まえてみたら、それほど凶
悪な犯罪を企図していたわけではなかったらしいが。
いずれにせよ、こうしたシステムのおかげで、日本の犯罪率は世界一
低いらしい。正子は、時々ふと思うことがある、「自分が子供の頃も、外
で暗くなるまで遊んでいても安全だった。正之が子供の頃は、心配の種
が尽きなかった。今また、こんなに安全に安心して暮らせる日本にいて、
自分は幸せだ」。

  • 大輝が「ロボットが月旅行に成功!」というニュースを見て、慌てて1

03インチディスプレイを操作して、このニュースを表示する。
ロボットが行った観測作業の映像が、画面に鮮明に映し出される。青
くて美しい地球が輝いて見える。いつまでも、美しい地球であってほしい
ものだ。大輝は「自分も宇宙旅行に行って、地球をこの目でみてみた
い」と思った。

特にしょっぱいと思ったのはこの3つ。
全体的に、新しい欲望を引き出しそうな物や高次産業を期待させる物がなく、
今の生活の改良どまりな気が・・・。
しかも、政治とか倫理のの部分で足踏みして、迅速に導入できそうも無い部分が、
ものすごく進歩して描かれ過ぎな希ガス

また、最近、人工光合成技術などにより、CO2をエネルギー源として
走る自動車が開発されて、実用化が期待されている。

一番ヤバイと思ったのが、この一文。
光合成って、太陽光がエネルギー源なんじゃないの?
二酸化炭素からどうやってエネルギーを引き出すんですかwwww*1
18年後、理系教育は荒廃しているのか?wwwwwww
それとも、このお話を作った人の問題か?wwwwww

*1:猛毒のフッ素を使って化学エネルギーを引き出すのか?マジでそうなら謝ります><