ガンダムが出来たとして、コックピットは別物になってしまうのか。
Technobahn - コンピューターとインターネット: 脳波でロボットでコントロールする、米ワシントン大学が実験に成功
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脳波でロボットでコントロールする、そんなSFにでてきそうなことが現実になった。この実験に成功したのは米ワシントン大学のラジェス・ラオ(Rajesh Rao)助教授を中心とするグループだ。先週、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で行われたブレイン=コンピューター・インターフェースの最新研究を紹介する会合で実際にデモが実演された。
ラオ助教授は学生の頭部に付けた32個の脳波測定用の電極を利用することによりいわゆる脳波(Electroencephalography)を計測。その上で、その脳波を「前に進む」「停止」するなどのロボットの動きに変換して、ロボットを制御することに成功した。
「このデモの要点は元々、非常にノイズが多い脳波を使っていることにあります。ノイズを除去するために、ノン・インベーシブ(non-invasive=非侵入性)シグナルだけを抽出するために頭の表層のシグナルだけを検出するようにして、奥の部分のシグナルは検出しないように工夫を凝らしています」とラオ助教授は述べている。
今のところこの脳波を利用した機械制御の方法は非常にプリミティブな領域に止まっているが、今後は研究が進めば、義手などを始めとして、ヒトと機械を結ぶインターフェースの領域に利用できそうだ。
画像上はラオ助教授のグループが実験に用いたロボット。画像下はそのロボットを操作する模様。画像を拡大する
日立が暗算することで電車を動かしたのは、
同じ非侵襲タイプだけど、赤外線(光トポグラフィー)を利用。
どっちが方法として優れているんだろう?