飛行機も。

http://www.sanspo.com/sokuho/1209sokuho009.html

ホンダが開発した7人乗りの小型航空機「ホンダジェット」の受注が好調だ。2010年をめどに米国の工場で年間70機程度で量産を始める予定だが、低燃費や自動車ではぐくんだホンダブランドにも支えられ、すでに米国での受注は100機を突破している。増産に向け生産計画の見直しも検討されている。

 ホンダは、広大な国土で小型機の需要拡大が見込まれる米国での市場参入を目指し、今年8月、米国に全額出資の子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」を設立した。

 価格は1機365万ドル(約4億2000万円)で10月に受注を開始。低燃費のエンジンを搭載し、機内にトイレを設けるなど従来の小型ビジネス機との差別化も進めた。法人や富裕層からの受注だけですでに100機を上回った。

 今後は小規模な地方空港間を結ぶ「エアタクシー」としての需要も期待でき、ホンダは「(受注は)さらに伸びそうだ」(広報)としている。