米軍が数100万ドルを投じて開発した電子翻訳機、イラク駐留兵士の評価は「100%使い物にならない」

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200611101109

国防総省国防高等研究事業局(DARPA)を通じて、アラビア語の自動翻訳技術の基礎研究を行う研究機関を公募。その上にSRI(米国の非営利の研究機関)とIBMカーネギーメロン大学を選定。これらの研究機関に開戦後、イラクの部隊が集めてきた現地人とのコミュニケーションに関わるデータベースの解析を行わせて、イラクの方言と慣習の実情に即したソフトウェアの再開発を行わせることを決定したのだ。

この新プロジェクトに割り当てられた初年度の予算総額は2080万ドル(約24億円)となる。

この電子翻訳機、日本人であれば恐らくソフトの改良を加えることを主張するだろう。基礎データの解析からやり直してしまうところがアメリカ人的な発想だ。