新負膨張物質

スラッシュドット ジャパン | 温度が上がると縮む新物質発見
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=06/01/25/1426259&from=rss

この物質はマンガン窒化物に含まれる亜鉛ガリウムゲルマニウムで置き換えることで作られ、ゲルマニウムに置換する割合によって負膨張度を調節できるとのこと。

既に実用化されている負膨張物質としてはタングステンジルコニウム(ZrW2O8)やシリコン酸化物(Li2O-Al2O3-nSiO2)等があるが、今回発見された新物質はこれらと比較して以下のような点が優れているという。

  • 負膨張率が大きい。
  • 室温付近の広範囲の温度で連続的に負膨張が起きる。
  • 機械的強度が大きい(つまり硬い)。鉄・アルミニウムなどの金属加工用途にも充分使用できる。
  • 単一素材であるため、加熱・冷却を繰り返しても欠陥・歪みなどが生じにくい。
  • 単一素材で膨張度を調節できる。調節次第では「熱膨張しない物質」も実現可能。
  • 熱伝導性、電気伝導性が高い。
  • 主原料がマンガン亜鉛・銅などと安価

水しか知りませんでした・・・・