プレイやん動画

B-24

第2次世界大戦時における、アメリカ軍航空機の操縦方法紹介用映画をデジタル化して公開している所がある。解像度が196x132など小さいものが多いので、プレイやん向きなわけですが、そこのファイルはrmなので、どうにも手が出せなくて困ってました。
しかし、MPG2AVIというフリーソフトを使うとrmファイルをaviファイルに変換できました。キタ(音ズレが発生したがw)。ここさえ越えれば、後はMP4化するのは簡単・・・と思ったんだけど、ファイルの解像度が共通なものがほとんど無い・・・orz。まあ、設定をせこせこ変えながらエンコしました。
fpsは6〜12とカクカクしてるけど、カラーのものもあったりして、すごいなあと思いました。映画の時間は大体20分〜1時間。アメリカでは、パイロットを育成するのに多くの多様なコストがかかるということを強く認識していたようで、このようなフィルムを作ったり、航空機の設計に配慮して、パイロットを早く育成し、できるだけ生かす努力をしていたそうです。
戦略的に行き詰まると、無茶な戦術を取らなければならなくなり、そのうち、もはや戦術的勝利では戦局を変えられなくなってしまいます。主力艦を失った日本と、艦隊に編入されていない予備の正規航空母艦まであるアメリカ。さらに日本国内の造船業はほぼ操業停止に追い込まれているとき、アメリカでは3ヶ月で艦載機を100機ほど積めるエセックス級空母を就航させることができる造船能力を有していました。
パイロットをある意味誘導装置として、爆弾を積んだ飛行機で敵艦艇に突入する神風特別攻撃護衛空母(これは1ヶ月で就航させうる)は撃沈できたものの、正規空母は大破どまりでした。補助艦艇なども含め沈没26隻、損傷164隻の戦果は当時の日本としては大きいと思いますが、当然戦局を変えることは出来ませんでした。(ただ、国や家族を身を呈してでも守るという意志を示す、強烈なメッセージ性はあったと思います)。
人間のよさの一つに、高い学習性があると思います。一回こっきりでそれが失われてしまう体当たり攻撃は、情報処理装置の発達によって、誘導ミサイルや巡航ミサイルに変わりました。より正規軍同士の戦闘*1による死者を減らすために無人兵器を早く実用化していただきたいものです。作戦が兵器工場への戦略攻撃だけでなく、整備兵や整備ポテンシャルを持った人への攻撃にシフトする危険性がありますが・・・。なんか、タイトルとかいてる内容が全然違うな(´Д`;)

*1:そう起きる機会もないと思いますが・・・。備えておかないのは間抜けです。