政権たたきのツールとして格差を使うなかれ。与野党・右も左も本気で取り組め。

コミケで買ってきた空たんのドラマCDのか・し・ま・し同窓会で和んでいます。
うふふふ分が豊富でいいなあ。


脳的に大丈夫だったら、小泉潤一郎氏の靖国参拝で盛り上がっている中、
一時的に沈静化していると思われる、格差社会という角度からの煽りついて書きたかったわけですが。
格差社会の原因を小泉構造改革だけに求めようとすることが、
根本的な原因についての議論の妨げになっているのではないか?と。


最近、アンチ小泉(安倍も?)のために、格差社会を用いて、
その原因を小泉政権のみに求める議論をよく耳にします。
このように矮小化された議論しか行われず、
1998年ごろから徐々におきつつあった変化*1から目をそらすことは、
日本が2〜3年遅れをとることにつながってしまいます。
そして、今後の3年って、失われた10年のころの10年ぐらいに匹敵するぐらい、
いろいろなモノが動くと思います。
このとき、この格差を生じせしめる原因を意識しながらモノを動かすのと、そうでないのでは、
その後の結果がまったく違ってくるでしょう。


再び、失われた10年的なものを日本が経験してしまうと、
今度こそ日本が浮かび上がることが出来なくなりそうで怖いです。
マスコミや野党のかたがたには、自民憎しで議論を矮小化させないようにして欲しいです。
右でも左でもいいので、日本の将来を考えて欲しいです。


ひどい格差は社会の活力を低下させてしまいます。どのぐらいからがひどいのかはわかりませんが。
個人的にやって欲しい対策は、次期首相には、独立行政法人大学の学費の低減と、
返還する必要の無い本当の意味での奨学金の拡充です。
能力以外の問題で教育が受けられないことが無いようにするべきです。
他にも弱者救済でやることはあると思うのですが、複雑すぎて私にはコメントできません。
力を持っている人たちは、Master of Slavesを目指すのではなく、King of Kingsを目指して欲しい。
停滞した社会の陳腐化した上がりを吸うよりも、
面白い物が次々出てくる社会のほうが、
権力者にとっても魅力的なはずだから。

*1:これは個人的な感想です。