それでも日本は極東で孤立している。

世界に「好影響」日本1位
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20060204/fls_____detail__037.shtml


イラン向けの調査っぽい感じがしますけど。
まあ、中国と韓国において、日本の影響は悪いものだという意見が多いだろうということは、
2chの速報ヘッドラインのタイトル
「【調査】 "日本、1位" 「世界にいい影響を与えている国」世界世論調査…"日本不支持"は2国だけ★3」
を見た瞬間にわかったわけですが、
GlobeScanのページの数字を見て、ちょっとびっくりしました。


http://www.globescan.com/news_archives/bbcpoll06-3.html

The poll of 39,435 people was conducted for the BBC World Service by the international polling firm GlobeScan together with the Program on International Policy Attitudes (PIPA) at the University of Maryland. The 33-nation fieldwork was coordinated by GlobeScan and completed between October 2005 and January 2006.

とあるから、33ヶ国、4万人弱のオフライン調査の結果なのでしょう。


2003年にアメリカに侵攻され、現在でも治安が安定しないイラクの人は、
アメリカの影響は好27、悪56であったと考えている。
しかし、1937年に始まり、1945年に日本との戦争が終結し、
1972年に国交正常化した中国の人は、
日本の影響は好16、悪71であったと考えているのだ。
敗戦国と戦勝国の差はあれど、戦後60年が経過してこの結果。
この数字は経済援助が無力であることの表れではないかと思う。


国と国の間で交わされる経済援助だと、
民主化されていない国では、
その国の人には意味がないということなのでしょう。


留学生を増やしたりして、人的交流を図ろうと言う取り組みも、
このような状況を今後打破できるか不安でなりません。


もう、日本は好影響を与えると考える中国人が50%を越えるようなことは、
2世紀(約10世代交代)ぐらい無いような気がしますね。<開き直り
まあ、そんなに長く今のような世界地図が保たれるとは思いませんが。